ネタバレ『CUBE 一度入ったら、最後』Amazonプライム

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この映画のダメなところ

トラップが全体的にしょぼい……

しょっぱなの柄本弟がやられるトラップ……
言うならばこの映画の”つかみ”
なのにも拘わらず
鉄鋼が壁から飛び出すて……
”つかみ”が
なんか見たことある程度の物。
あれじゃダメ。

他も
・火炎放射
・ミキサー
・ガス
・レーザービーム
・電子針金
・伸びたら枝分かれする針

すごいよね?
これだけ並べて
新しい物が何もない。

靴を投げ込んだだけで 部屋に降り立つ……

どんな仕掛けがあるかも
分からないあの状況で
靴を床に付けただけで
もう降り立つのは阿〇過ぎる。

せめて壁は触ろう。
あれじゃ全員〇保の設定
なのかと思ってしまう。

普通の人が
普通ならやることは
登場人物にやらせないと
視聴者は作品の世界に入れない。

斎藤君の 「死にたくなかったら来い」 が腑に落ちない……

このセリフを言わせることによって
視聴者としては
『あれ?
 こいつは何かしらを
 知ってるキャラなのかな?』
と思わされる。

しかし
蓋を開けたら
結局
”何も分かってない
 ただただ考えなしに
 突き進むキャラでした”
で命を落としてしまう。

なのにあのセリフを言うとなると
ただの馬〇キャラなのかと
思ってしまう。

恐らく斎藤君を使っての
ニヒルなキャラ設定だと思われるから
〇鹿キャラではないと思われるが
あれではただの馬〇キャラとしか
思えない。

音を出したらトラップが発動する部屋で 数人が同時に入っている……

 

やっぱり”全員〇保”の設定なん?音出しちゃダメな部屋に
数人で入ることなんて
誰がどう考えても有り得ない。

またまた
『普通ならこうするでしょ?』
をさせずに
キャラクターに
普通じゃない行動をとらせてしまってる。
これだと

『吉田さんに怪我をさせる為に
      無理矢理そうしたんだな』
製作者の顔が浮かぶのでアウト。

当たり前のことは
当たり前にやらせた上で
アクシデントが起こってくれないと
視聴者は製作者の顔が浮かんで
感情移入ができずに冷める。

皆で斎藤工君に着いて行くのが 納得できない……

出会って直ぐは
状況が呑み込めていないから
既に部屋を移動している
ちょっとでも経験値のある
斎藤君に着いていくことは頷けるけど……

あの斎藤君では
しばらくしたら
『あれ?
 こいつ考えなしで
 突き進んでるだけだな』
ってなる筈。

更に超絶愛想が悪いから
『こいつ感じ悪いただの阿〇やん』
になる筈だから
着いていくことに納得できない。

途中斎藤君が菅田君に対して 「お前も色々ありそうだな」と言うが……

菅田君同様
『斎藤君も過去に何かを抱えています』
と匂わせておいて
結局
作品内で何も語られず終わる。

何それ?
だったら斎藤君に
あんなこと言わせたらダメでしょ……

何とかキャラに深みを持たせたいのか
知らんけども……
それを映像で表現しないと
大してキャラ設定考えてないの
バレバレになって
薄っすい薄っすい作品にしか
ならないから
言わせない方がまだマシ。

因みに
吉田さんでもやってもうてる……
「自分は罪まみれで
 罰を受けるべき人間ではある」
「それが自分の誇りでもある」
なんか深み持たそうとしてるけど
これも
この言葉でしか表現してないから

薄っす!!

斎藤君が 菅田君と中坊を助けに入って 命を落とすシーンが納得できない……

そこまでずっと感じ悪く描いていたのに
急に助けてくれる演出されても
視聴者としては感動できない。
それよりも『何で?』の方が強くなる。

だったら最初から良い奴で
凄くリーダーシップをとってくれる
兄貴的存在にしてくれたほうが
よっぽど感情移入できる。

視聴者に斎藤君のキャラを
どういう風に

思ってもらいたかったのか?
あれでは
監督の意図が分からない。

斎藤君が命を落とした罠だけども……

あれは避けれる……

レーザーで探知されてから
一定の間隔をあけて発射されるから
あれは避けれる。

あれでシんでしまっては
本当に斎藤君のキャラが
ショボ過ぎることになってしまって
『まじでこいつなんやってん』
で終わってしまう。

・考えなしで突き進む
・大したことない罠で命を落とす

いったい製作者サイドは
このキャラをどういう立ち位置に
したかったのかが本当に分からない。

ただの馬〇キャラに見せたいのであれば
大成功だけども
多分そうではないから
だとするならば表現が下手すぎる。

結局数字が意味していたモノが 分からないまま終わってる……

話しの流れの中で
【素数有=トラップがある】
【素数無=トラップがない】
と仮定して
メンバーは進んで行くが……

結局は
素数が無い部屋でも
トラップがある部屋が出てくる。

仮説だった訳だから
素数がない部屋でも

トラップがあることは構わないけども
視聴者の意識を数字に向けさせておいて
結局何の答えも言わないのは
”製作者の逃げ”としか思えない。

意識を向けさせた以上
何かしらの答えは示さないと
納得ができない。
匂わすだけ匂わせて
何もないは
作品としては許されない。

最後の【999】の部屋が
分かるだけの物だとしたら
『なんじゃそら』過ぎる。

製作者サイド浅すぎるでしょ……

菅田君の弟と中坊を 重ねている作品だと思われるが……

弟にしろ
特に中坊だけども
ハッキリと”虐待”を映像として
見せてくれてないから
『恐らく虐待されてたんだろうなぁ』
でしか視聴者としては
感じ取れないのに
この二人を主人公の感情を動かす
”要”として使われても
いまいち入っていけない。

こっちは”恐らく”レベルでしか
見れてないのに
”確定”で演出されても
感情移入は無理。

恐らく100%虐待なんだろうけど
”恐らく”が消えることがないので無理。

【菅田、杏、中坊】 【吉田、岡田】の二組に分けられて また岡田君が合流できてしまうのだが……

都合が良すぎる……し
面白くなさすぎる……

岡田君の気が狂い始める。
岡田君にコロしをさせたい
ストーリー上
コロして良いのは吉田さんだけ
じゃあこの二人を隔離させよう
 で、コロしをさせる
で、ストーリー上
もっかい一緒にいないと困るから
合流させる

この流れをやりたいという考えが
脚本家にあって

都合が良いように
作ったとしか思いえない。

「そんなことないよ!!」
「あのキューブの外側にいる人間が
   操作してまた会わせたんだよ!!」

と擁護する意見が来るかもしれないから
じゃあ
それに乗っかって考えましょう……

仮に外側の人間なり
杏なりがキューブの動きを操作できて
岡田君を合流させたのだとしても
それはそれで面白くない。

それが面白くないんです……(-_-)

外側の人間が
キューブの中にいる人間の行動を
監視していて
何かしらのデータをとっているという
設定だとしても

視聴者のこちらからしたら
もうそんな話は見飽きているので
面白くないんです……(-_-)

しかも
杏を使って
繰り返し行われている様な演出を
ラストでしてしまっているので
『それ位のデータ
 もうとれてるんじゃないの?』
が頭に浮かんでしまって
面白くないんです……(-_-)

じゃあ
”実は菅田君達は
 まだ数組目の
 キューブに入れられた人間でした”

「だから岡田君のような人間の
  データが必要だったんだよ!!」

だとしても
辻褄は合うけども
結局そんなのは
もう他の作品で見飽きているので
面白くないんです……(-_-)

何よりこの作品の中で
外の人間については
一切ふれていないから
そこがストーリーと
繋がっているとするならば
僕からすればそれは反則。
面白くないんです……┐(´д`)┌ 

じゃあ
データなんか取ってるんじゃなくて
超金持ちが
 キューブという物を作って
 そこに人を入れて

 入った人間がどうなるのかを
 見ることを楽しんでいるだけ】

という設定だとしても

いやだからぁ!!
辻褄は合うけども
面白くないって!!ε=(ノ`皿´)ノ 

なんにせよ
この映画の中で

『一度離れて
 もう一度会えてしまう』

これを面白くできる
理由付けがあるとは思えない。

中坊が 菅田君が弟を見放したと知った後 いきなり罠のある部屋に 飛び降りる演出があるけども……

訳が分からん。

あれでは
『どうしたどうした?』
にしかならない。

だって
その手前の遣り取りで
中坊は菅田君が
”自分と同じ境遇の人間を
   見放した人間だった”
と知って怒りをぶつけていた訳で……
しかも
そこで何も答えない菅田君に対して
「だから大人はずるい」
と言って
”大人全体を嫌っている”理由も
重ね合わせての怒りにしているのに
その流れで
いきなり飛び降りて
 助けてもらったら
 号泣して分かち合う
『は?』『え?』『なにで?』『なんで?』
にしかならない。

菅田君の斎藤君を慕ってる感が 理解できない……

菅田君が何やら計算をして
端まであと4部屋と推測する場面……
「とにかく端に行けば
        何かあるかも?」
ということで向かおうとする場面で
「斎藤君ならきっと直ぐ向かう」
「だから自分も直ぐに向かう」
って言うシーンがあるが……

なんか急に
実は菅田君は斎藤君を慕っていて
『あの人の意志を継いだから
   僕あの人の様に動きます!!』
みたいな演出をしているけど……

いやいやいや
そんな絆芽生えてなかったじゃん!!
絆も芽生えていないキャラで
この演出しても意味ないから!!

見よう見まねで
やるもんじゃないって監督さん。

「僕は菅田君を信じる!!」 の中坊の想い……

ラストの菅田、岡田の遣り合いの時
やられそうな菅田君を見て中坊が
「僕は菅田君を信じる!!」
って言うシーンがあるけども
『は?』ってなる……(-_-)

まず
落ちる時に助けてもらったから
『もう菅田君は変わったんだ!!』
『この人は僕に手を差し伸べてくれる人』
『だから僕この大人は好き!!』
『だから信じたい!!』
っていう思いがあっての
「信じる」なんていう
セリフが出たのかも知れないけども……

そもそも
菅田君に心を許すところに
納得いってないから『は?』ってなる。

で次に
菅田君は数学が得意なキャラってだけの
演出しかされてないので
格闘場面で
「菅田君を信じる!!」
って言われても
『いや、数学できる兄ちゃんって
 だけだから【それは無理だろ】』
からの『は?』になる……(-_-)

更に
この『キューブ』と言う作品に
そんな”人を信じる信じない”とかの
ストーリーを求めてないので
いきなりあんな演出をされても
『は?』ってなる……(-_-)

更にこの場面で
菅田君の頭の中で
菅田君の弟が
笑顔で菅田君を受け入れてくれる画を
挟むんだけども……

何をもって
頭の中の弟が
兄を受け入れるのかが
全く理解できない。

あれじゃ”自分に都合の良い兄貴”って
印象が生まれてしまうだけで
違う『は?』も合わさり
物凄い『は?』と思わされる。

ある意味
この場面だけで
これだけの『は?』を詰め込めたことは
大したもんだわ……新感覚……

菅田、岡田の遣り合いの部屋で 随分遣り取りしてから ようやくトラップが作動するのが どうにも腑に落ちない……

これも
音に反応する部屋の様に
菅田君と岡田君の遣り取りの中での
何かに反応して
トラップが作動したとしても
結局
何に反応したかは
分からないままにしているから
ただただ製作者の都合で
そのタイミングで発動したとしか
思えないので冷める。

『飯やトイレどうしてるの?』になる……

ソリッド・シチュエーション・ホラーだから
別に良いっちゃ良いんだけど……

あまりにも面白くないから
こういうことも言いたくなってしまう。

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