映画を観たくないけど
内容を知りたい人用映画紹介
【1】
柄本明の息子の弟の方が
一辺5メート程の立方体の
何もない変な部屋にいる。
全面の真ん中に変わった扉があり
そこから隣の部屋へと移動する柄本弟。
次の部屋に入ると
突然壁から鉄鋼の棒が
部屋全体に飛び出てくる。
棒は柄本弟の胴体を貫き
柄本弟は息絶える。
オープニング
菅田将暉君が目を覚ますと
目の前に岡田将生君がいる。
同じ空間には3人いて
菅田君と岡田君と中1位の男の子。
みんな同じ服を着ている。
菅田君が生きていたから
安心する岡田君。
周りを見渡す菅田君。
菅田君達も柄本弟と同じ
立方体の変な空間にいる。
菅田君は変な空間にいるから
ちょっとパニックになる。
岡田君が状況を説明する。
・自分もどこかは分からない
・知らない間にここにいた
・一緒にいる男の子は喋らない
・菅田君が起きるのを待っていた
菅田君が立ち上がり
身体をまさぐり始める。
携帯と財布がないことを確認する。
岡田君が菅田君に尋ねる。
「何か犯罪とかやったのか?」と
「やってない」と答える菅田君。
岡田君も「自分も」と答える。
すると突然扉が開き
靴が投げ込まれ
直ぐ後に斎藤工が入って来る。
しかし
何も言わずに素通りで
次の部屋に行こうとする斎藤君。
それを岡田君が静止して
事情を聞こうと近寄る。
斎藤君を見ると
腕に怪我をしている。
と、
突然部屋が揺れる。
当たりを見渡す全員。
すると斎藤君が
上によじ登り、
上の部屋と繋がっている扉を開ける。
すると
柄本弟のシ体が降ってくる。
斎藤君以外が驚き喚く。
そこへ
また横の扉が開き
今度は杏が入って来る。
能面の様な顔で
「こんにちは。
ところで貴方達何者ですか?」
オープニング
場面戻ったら
岡田君が「もう嫌だ!!」と言って
隣の部屋に移動しようとする。
それを静止する斎藤君。
空いた扉から
隣の部屋に靴を投げ込む。
すると
靴が地面に着いた瞬間
壁から火炎放射器が出てきて
靴を燃やしてしまう。
そして斎藤君が一言
「お前ら死ぬぞ」と言う。
間髪入れず
また違う扉を開け
靴を投げる斎藤君。
罠が発動しないので移動する。
「死にたくなかったら来い」
と言って促してくる。
動けない男たちに杏が尋ねる。
「どうしますか?」
男たちが反応しないので
杏は行ってしまう。
それを見て
岡田君も追いかける。
シ体が目に入る菅田君。
まだ動けない。
中坊と目が合い
お互いが牽制し合う。
すると中坊が動き出し
隣の部屋へと移動する。
追いかける菅田君。
全員が移動すると
扉は勝手に閉まってしまう。
すると杏が訪ねてくる。
「貴方達は何者ですか?」と……
全員が名前を言い合う。
次に「どこから来たか」と尋ねる。
岡田君も菅田君も家で寝ていた。
斎藤君は答えない。
杏は考察をして
「寝てる間に連れてこられたか?
まだ夢の中とか?」
岡田君はドッキリ的なことと思い
カメラの向こうにいる人間に
話しかけるが
斎藤君に静止される。
そしてまた次の部屋へ移動する。
その時に
菅田君の服のボタンがとれてしまう。
ボタンは結構硬くて
壁に字が書けた。
それを喜ぶ菅田君。
その姿を見ている中坊。
その後
幾つかの部屋を移動する。
すると
靴に反応して針が飛び出してくる
部屋に当たってしまう。
靴を失った斎藤君は
菅田君の靴を回収する。
扉の傍で遣り取りをしていたら
部屋の境目に
なにやら番号が
あることに気付く菅田君。
違う扉を開けようと岡田君が試すも
空かない扉もある。
全てが開く訳ではないことが分かる。
空く扉を見つけた斎藤君が
また移動する。
また部屋の境目に番号があるので
番号が気になり始める菅田君。
次の扉を開ける菅田君。
そして
隣の部屋を覗き込むと
そこに吉田鋼太郎が座っている。
【2】
「助かった」と言って
菅田君と握手をする吉田さん。
名前を名乗り
・「会社の役員をやっている」
・「気付いたらここにいた」
などの自己紹介をしてくる。
そして
一人中坊がいる事を
異常に不思議がる吉田さん。
ここで岡田君が
「助けに来た訳ではない」と
事情を説明する。
がっかりの吉田さん。
また斎藤君が
移動を開始する。
今度は上の部屋に移動する。
(上の部屋には
壁を登り、天井をつたわないと
いけないから大変)
先に上がった
菅田君と斎藤君の服を繋いで
他のメンバーを引っ張り上げる。
そして
また幾つかの部屋を移動する。
幾つか目の部屋で
隣の部屋を覗き込んでいた中坊が
自動で閉まってしまう扉に
挟まれそうになるのを
吉田さんが抱きかかえて助ける。
触れらたことを
異常に嫌がる中坊。
そのやりとりに参加していない杏が
開く扉を見つけたのを報告してくる。
靴で罠を確かめる菅田君。
罠がない事を
斎藤君に報告すると
・「何故戻ってきた?」
・「大丈夫ならお前が行けよ」
と言ってくる。
不穏な空気を感じた岡田君が
取り持つために
自分が行くと言って先に進む。
移動中
中坊も数字を気にする。
それに気付く菅田君。
次の部屋に入ると
罠が作動してしまう。
上から数個のでかいミキサーの刃が
回転しながら降りてくる。
全員大慌てで開く扉を探す。
菅田君は突っ立ったまま動けなくなる。
斎藤君が
「早く床を開けろ!!」と叫ぶが
しかし
「ごめんなさい!!」と叫び
何もできない菅田君。
中坊が菅田君を押しのけ
床の扉を開ける。
菅田君と斎藤君以外が移動するが
菅田君はまだ動けない。
しかし
なんとか斎藤君が
菅田君を動かし逃げのびる。
移動した先の部屋で
斎藤君は菅田君の胸倉をつかみ
キレまくる。
止める吉田さん。
そのまま次に移動する斎藤君をみて
吉田さんが文句を言う。
「やり方(進み方)が間違ってる」と……
吉田さんに詰め寄る斎藤君。
そこで
岡田君も恐る恐る吉田さんに賛同する。
いがみ合い
動けなくなる5人。
その様子を観察している杏。
中坊が菅田君に歩み寄る。
さっきのお礼を言う菅田君。
中坊が数字の話をしてくる。
「さっきの部屋の数字を覚えているか?」
と聞いてくる。
菅田君のボタンを使って
なにやら床に書き始める中坊。
菅田君が中坊に歳を聞く。
すると
菅田君の事を睨む中坊。
答えてくれないから
菅田君は自分から
「自分は29」だと言う。
それに対して
「大人は嫌いだ……」とつぶやく中坊。
物思いにふける菅田君。
回想シーン~~~~……
見知らぬ中学生くらいの少年の姿……
我に返る菅田君。
中坊の書き出した数字を見ると
なにやら閃く。
杏も寄ってくる。
皆に閃きの説明をする菅田君。
トラップのあった部屋には
記憶する限りは素数があった。
だから
もしかしたら
”素数のない部屋には
トラップがないかも知れない”と
予想を立てる。
しかし何の確証もないから
吉田さんの不満爆発
・「当てにならないし」
・「ガキの言うことなんて」
と罵ってくる。
ここでまた
さっきの回想シーンの
少年の顔が脳裏によぎる菅田君は
いきなり
素数のない部屋に飛び降りる。
すると本当に罠はなかった。
安堵のメンバー。
菅田君と中坊が目を合わす。
少しニヤリの中坊。
素数のない部屋を
次々と進む。
しかし遂に全面素数有りの部屋に
行きついてしまう。
仕方なしに戻ろうとするが
もう扉は空かなくなっていた。
吉田さんが怒りだし。
「数字はちゃんと見たのか」と
いちゃもんを付けてくる。
仕方なしにもう一度数字を
確認する菅田君。
吉田さんと斎藤君もついてくる。
しかし
数字はちゃんとあっていて
素数有だと確定する。
それを聞いた吉田さんが
「くそ!!」
と叫ぶと突然罠が発動して
部屋の奥から
菅田君の目の前まで
ぶっとい針金のようなものが
15cm感覚くらいで
部屋全面を移動してくる。
その罠が
音に反応すると読んだメンバーは
音を立てずに進むことを選択する。
その途中
岡田君が物音を立ててしまい
吉田さんが足に怪我をしてしまう。
荒れる吉田さんは
岡田君に詰め寄る。
そして
岡田君を”クズ”と罵る。
「謝ったから良いじゃないか」
とびくびくしながらも反論する岡田君。
更に「クズ」と罵る吉田さん。
クズと言われて
様子がおかしくなっていく岡田君。
すると
その部屋の壁に
先人が残した
この建物の見取り図の様な物が
描かれているのを中坊が発見する。
しかし
トラップが発動してしまい
見取り図をしっかり把握できないまま
部屋を移動することになってしまう。
次の部屋で
何とか見取り図の記憶を頼りに
模索するけども
結果
全く突破口は見いだせない。
菅田、斎藤、吉田が
がっかりしていると
様子のおかしくなった岡田君が
ふらふらと次の部屋へと移動しようとする。
そして
次の部屋を見た途端
叫び声をあげる岡田君。
なんと
柄本弟のシ体がある
元の部屋に戻ってきてしまった。
【3】
なにやら反応がおかしいから
問いかける吉田さん。
岡田君が
初めの部屋に戻ってきたと説明する。
そして
諦めを口に出して喚き出す。
それを吉田さんが黙らす。
それらを無視して
次の部屋に行こうとする斎藤君。
それを止める菅田君。
すると斎藤君が
「急がないと時間がない」
と言い出す。
菅田君は
自分が疑問に思っていることを口にする。
「一定方向に進んだ筈なのに
元に戻るのはおかしい」
と
それに杏も同調して
「確かに上にも下にも行ったけど
一定方向だった」
と言う。
その時に何やら音がして部屋が揺れる
”部屋がうごいているのでは?”
と仮説を立てる。
再び進むメンバー。
また上に移動しなければ
いけない場面がきて
菅田君と斎藤君で
メンバーを引き上げる。
中坊を引き上げる最中
再び菅田君の頭に
中学生位の少年の顔が浮かび
菅田君の動きが止まってしまう。
それに気付いた斎藤君が
「お前も色々ありそうだな」
と言う。
引き上げ終わり
へとへとな男性陣。
中坊が菅田君にボタンを借りに来る。
そして次の部屋の数字を見る。
中坊が「素数あった」と言った時
部屋が揺れて
中坊が素数のある部屋に落ちてしまう。
それを見た菅田君の頭に
また回想シーンの少年が浮かぶ。
そして「ひろと!!」と叫ぶ。
(因みに中坊は『ちはる』)
中坊が落ちると罠が発動してしまう。
レーザー探知機で
場所を特定した後
標的にレーザービームが
飛んでくる仕掛けで
中坊が探知されてしまう。
そこを危機一髪
菅田君が助けに入る。
お互いで庇い合う二人だが
逃げ切れなくなる。
そこに次は
斎藤君が助けに来る。
何とか中坊と菅田君を
元の部屋に戻すが
斎藤君はレーザービームを
くらってしまいシんでしまう。
「斎藤さ~ん!!」の菅田君。
その様子を見ていた杏が
意味深に目を閉じる。
目の前での人のシに
打ちひしがれる男性陣。
菅田君だけは狂ったように
何やらボタンで計算を始めている。
そして
何かに気付く菅田君。
杏と中坊が近くに寄ってくる。
「デカルト座標」
とつぶやく菅田君。
あと4つ横に進めば
「建物の端には着ける」と言い
気力を失っている人間を無視して
移動を開始する。
その様子をみて
吉田さんはしぶしぶ動き出す。
しかし
岡田君は
「もう考えたくない」
といって動こうとしないが
菅田君が促し
結局着いてくる。
次の部屋で吉田さんが
「これは何かの罰なのか?」
と突然菅田君に聞いてくる。
”罰”という言葉に反応する菅田君。
また回想シーンに入る。
・叫ぶ父親と思われる男の声。
・逃げる少年
・少年が服を脱ぐと上半身は痣だらけ
様子がおかしくなる菅田君。
吉田さんが声を掛け
何とか我に返る菅田君。
吉田さんは
「自分は罪まみれで
罰を受けるべき人間ではある」と言う。
しかし
「それが自分の誇りでもある」と言う。
と、
次の瞬間
部屋を二等分するように
床から鉄の棒が出て来る。
【菅田、杏、中坊、】
【吉田、岡田】
の2チームに分かれてしまう。
吉田さんは
・「もっと早くこうするべきだった」
・「嫌いなんだよ若い奴等が」
と言い残し
次の部屋に行ってしまう。
菅田君が岡田君を促すと
「自分がいるから大丈夫」と言って
吉田さんを追いかけていく。
分かれてしまった二組は
それぞれに部屋を移動していく。
【4】
そして
恐らく端の部屋にたどり着く
菅田、杏、中坊。
すると
菅田君をレーザーの光が
頭からから足へと照らす。
次の瞬間
壁に映像が流れる。
・屋上に駆け上がる菅田君
・屋上の隅には回想シーンの少年
・少年に声をかける菅田君
・「兄ちゃん」と少年
・弟に近づき手を差し伸べる菅田君
・近づく兄に「来るな!!」と言う
・「もう疲れた」と兄に告げる
現実の菅田君が
頭を抱えて唸り声をあげる。
・”生きていることが息苦しい”と告げる弟
・その弟に「頑張れ」と声をかける菅田君
・「父さんの言う通りやっとけば良い」
「自分は頑張れた」
「何でお前は頑張れない?」
と告げる
・弟は
「兄ちゃんにだけは言われたくなかった」
「兄ちゃんは頑張って意味があったのか?」
「自分は意味がなかった」
と告げる。
・その言葉を聞いて
差し伸べた手を下げる菅田君。
映像を見ている菅田君が
涙しながら
「これは違う!!違うって!!」
と叫び
手で顔を覆う。
「やめろ」と何度も言う菅田君。
弟は飛び降りてしまう。
映像の菅田君が叫び。
現実の菅田君は
泣き崩れてしまう。
中坊が菅田君の前に立ち
なんとも言えない顔で見下ろす。
場面変わって吉田、岡田組。
移動を試みる吉田さんに
「もう無理だ」と言う岡田君。
そのまま口論となり
罵り合う二人。
その時また部屋が揺れる。
下の部屋を覗き込む吉田さんを
扉を使ってサツ害する岡田君。
場面変わって菅田、杏、中坊。
中坊が菅田君に詰め寄る。
”助けようとした手を引いた”ことを
問い詰める。
何も答えられない菅田君。
それに対して「大人はずるい」と言う中坊。
自分は
「菅田君の弟が何でシんだか分かる」
と言う。
それを聞いて涙する菅田君。
すると中坊が
おもむろに床の扉を開けて
飛び降りる。
菅田君が何とか中坊の手をつかみ
落ちるのを阻止する。
その時に袖口から中坊の肌が見えて
大きな痣があることが分かる。
そして
引っ張り上げると
中坊は菅田君の胸で
号泣する。
抱きしめる菅田君。
すると
杏が動き出して
横の扉を開ける。
部屋は本当に端で
大きな空間しかなかった。
靴を落として高さを測る菅田君。
降りることがムリと悟る。
空間を見ていると
動いている部屋が見える。
それを見た菅田君が
【999】の番号の部屋に行けば
動く部屋が来て
外に出られるかもと仮説をたてる。
すると杏が【999】を見たと言う。
3人はその部屋を目指す。
すると移動した部屋で
再び岡田君と合流できる。
喜び岡田君に抱きつく菅田君。
そこで血がついていることに気付く。
吉田さんが
『罠でシんだ』と嘘を付く岡田君。
ショックの菅田君。
ニヤリの岡田君。
そのニヤリを見逃さなかった中坊。
再び移動を始める。
その最中、中坊は菅田君に
「恐らく吉田さんはコロされた」と
伝える。
そうこうしていたら
杏が番号を確認して
【999】の部屋に移動する。
そこで
岡田君がボソッとつぶやく。
「あれ?トラップは?」
「おかしいな素数があったのにな」
と……
やはりヤバい奴だと確信した二人は
大慌てで杏のいる【999】の部屋へ
行こうとするが
岡田君に邪魔をされてしまう。
完全に気が狂ってしまう岡田君。
日頃の不満を爆発させる。
”何をやってもうまくいかない”
と喚く。
それを自分の所為だと言われたから
吉田さんをコロしたと告げる。
更に吉田さんをコロしたことを
非難してくる菅田君をも
コロそうとして首を絞める。
中坊も助けにはいるが
やられてしまう。
首を絞められ
意識を失いかける菅田君をみて
中坊が叫ぶ
「僕は菅田君を信じる!!」
その言葉を聞いて
弟との思い出が
フラッシュバックする菅田君。
頭の中の弟が
笑顔で自分を迎え入れてくれる。
ここで火事場のクソ力が発動して
岡田君を退ける。
そこで罠が発動して
天井から針が出てきて
岡田君は串刺しになりシんでしまう。
危機を脱した二人は
大急ぎで【999】の部屋に向かうも
部屋が動いてしまい
菅田君は逃げ遅れてしまう。
菅田君を残し
部屋は上昇していく。
泣きじゃくる中坊を抱きしめる杏。
部屋が止まり扉が開くと
廊下の様な道が続いていて
先には光が見える。
「外に出ても
前と何も変わらないかも知れない。
それでも進む?」
と中坊に尋ねる杏。
菅田君の事を想い
「僕が変わらないと!!」
と決意を見せる中坊。
別れを告げる杏。
二人ほほ笑み
笑顔で分かれる。
杏は再びキューブの中へ入っていく。
【5】
場面変わってキューブの中
天井の扉が開き
上から傷だらけの菅田君が落ちてくる。
しばらくすると目を開け
バッと起き上がる。
再び杏。
目の中に菅田君達の映像が写っている。
そして目をとじて
気持ちを切り替えるような仕草をして
再びキューブの扉を開く……
すると
扉の向こうには
5人の男女がいる。
5人に声をかける杏。
「こんにちは。
ところで貴方達何者ですか?」
おわり
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